2007年12月22日

Visual C++ 2008 Express Edition

先月にRTM出荷されたVisual Studio 2008だが、無料版であるExpress EditionがWebからダウンロード可能なので早速導入してみた。Visual C++のIDEのインターフェイス等に大きな変更はないが、ところどころ改良ありという感じだろうか。
以下に各種ファイルへのリンクを張っておく。

Visual Studio 2008 Express Editions
MSDN Library for Visual Studio 2008
Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ (x86)

ちなみにVisual C++ 2005 Express Editionと同じく、インストール時にExpress Edition用のMSDNライブラリインストールの項目があるが、上記リンクからダウンロード可能なMSDNライブラリを後からインストールすることをお勧めする。
それとDirectXやサードパーティ製のヘルプをDocument Explorerに連結する為のウィザード「Visual Studio 2008 連結ヘルプ コレクション」のアドレスは
ms-help://MS.VSCC.v90/dv_vscccommon/local/CollectionManager.htm
であることに注意。


2007年12月19日

FON La Fonera Plusについて

20071219_1.jpg
メーカーHPへ

12月8-9日にFON国内サービス一周年を記念して公式ウェブサイトで、「La Fonera Plus」が500円で販売していたので購入。
以前のキャンペーンにて「La Fonera」を無料(送料手数料945円)で購入したが、今回購入したものはパワーアップ版。

●内部と外部の両方にアンテナを装備
●LED表示の改良(ルータが起動中の場合はオレンジ色が点灯)
●イーサネットポートを二つ装備
etc..

とのこと。
早速設置をしてみて気づいたことは、電源コネクタの形状がL字タイプからストレートへと変更されていることだ。
これは個人的には非常にうれしい。なぜならL字タイプだと隙間に設置する場合に、電源コネクタがイーサネットケーブルなに干渉するからだ。

とりあえずLa Fonera Plus経由で二台目のFONの登録も正常に完了し、ノートPC用として活躍中。

2007年12月01日

VIA製チップセットのSATA 3Gb/s互換問題

先日に日立製のDeskstar P7K500シリーズの250GBモデル(HDP725025GLA380)を購入した。1プラッタ250GBの一枚プラッタということで、従来使用していたものと比較してもアクセスも素早く、OS用のハードディスクとして快適に動作している。今回の記事はこのハードディスクを購入し装着したときに発生したトラブルについて。

購入した日立製のハードディスクはインターフェイスにシリアルATA 3Gbpsを採用しているが、私の使用しているAbit AX8というマザーボードは1.5Gbpsまでの対応となっている。規格上3.0Gbpsは1.5Gbpsとの互換があるとされているが、いざ取り付けてみるとBIOSから一切認識されないのである。最初は接触不良を疑ったが問題なく、他に思い当たる節が無いので色々と調べてみると、Wikipediaに原因となる事例が紹介されていた。
Serial ATA - Wikipedia, the free encyclopedia
According to the hard drive manufacturer Maxtor, motherboard host controllers using the VIA and SIS chipsets VT8237, VT8237R, VT6420, VT6421L, SIS760, SIS964 found on the ECS 755-A2 which was manufactured in 2003, do not support SATA 3Gb/s drives
つまり、VIA製チップのVT8237,VT8237R,VT6420,VT6421LとSIS製チップのSIS760,SIS964及び2003年に製造されたECS 755-A2にて、SATA 3Gb/sのハードディスクが認識されない問題があるとのこと。これに関してSeagateとMaxtorではハードディスク側のジャンパピンによる強制的な動作モード変更が可能となるように対応をしたが、今回購入した日立製のハードディスクにはジャンパピンすら存在していない。その場合の対応策の一つとしてHitachi Feature Toolという日立製のアプリケーションによりハードディスクの動作モードをソフトウェアから変更を行うということにより問題を回避することも可能であるが、そもそもBIOSから認識すらしないハードディスクに対しては効果が無い。結局、保守パーツとして保管しておいた玄人志向のSATA2RI2-PCIeを開封し、そのインターフェースボード経由でOSの再インストールを行うことにより解決をした。(ちなみにこのボード経由でもFeature Toolにて認識を行うことが出来なかった)
現在ではこれらのチップは型落ちとなってしまっているが、中古マザーボードなどでパソコンを構築する際には要注意。